腎臓内科とは
腎臓内科では慢性腎不全、急性腎炎、ネフローゼ症候群などの一次性腎炎、種々の原因による急性、慢性腎不全、また、糖尿病などに続発する内科的腎疾患を扱います。
当院では腎臓内科専門医としての信頼を背景に、協力施設である近隣の都立病院、大学病院等と密接に連携を取りながら、特に透析に至った患者様の治療を継続して参ります。また、当院では総合病院と同様に管理栄養士が常勤しており、定期の栄養指導だけではなく日々の食事についてもこまめに相談できる体制をとっております。
腎臓内科
Nephrology
腎臓内科専門外来は王子院で完全予約制となっております。
下記番号にお電話にてご予約下さい。
東京透析フロンティア 王子駅前クリニック
腎臓内科では慢性腎不全、急性腎炎、ネフローゼ症候群などの一次性腎炎、種々の原因による急性、慢性腎不全、また、糖尿病などに続発する内科的腎疾患を扱います。
当院では腎臓内科専門医としての信頼を背景に、協力施設である近隣の都立病院、大学病院等と密接に連携を取りながら、特に透析に至った患者様の治療を継続して参ります。また、当院では総合病院と同様に管理栄養士が常勤しており、定期の栄養指導だけではなく日々の食事についてもこまめに相談できる体制をとっております。
腎移植には近親者から腎臓の提供を受ける生体腎移植と、篤志献体による死体腎移植の2種類があります。
当院では実績のある東京女子医科大学を含む多くの協力病院と連携して腎移植登録を行っており、在宅血液透析を含む維持透析を行いながら腎移植に向けて待機することも可能です。
腎臓は左右の背部にある、ソラマメに似た形をした握り拳ほどの大きさの臓器です。心臓から出た血液の20~25%が通過し、一日に約150Lもの血漿を濾過し、尿を生成して体内で出た代謝産物を尿中に排泄しています。また、水分や電解質(塩分)のバランス調節を行い体内環境の恒常性を保っています。
更に、赤血球産生に必要な造血ホルモンであるエリスロポエチンやカルシウム代謝に関わるビタミンDの活性化、血圧上昇に関与するレニン、血圧の下降に働くプロスタグランジンやカリクレインの産生など内分泌器官としての機能も有しています。
慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の障害(蛋白尿、血尿など)もしくは糸球体濾過量(GFR)
…腎臓で1分間に濾過される血漿の量のこと…60ml/min/1.73m²未満が3ヶ月以上続くものを言います。
現在、日本には約1,330万人のCKD患者がいると言われており、これは成人人口の8人に1人に相当します。CKDは末期腎不全へのリスクであるだけでなく心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を高率に合併することが知られており、こうした意味から透析導入後も腎臓内科専門医によるCKDの治療の継続が重要になってきます。
加えてCKD(腎臓病)発症の原因(リスクファクター)として自己免疫疾患、腎のう胞症、脂質異常症、高血圧、耐糖能障害、糖尿病、尿検査異常などがあります。透析導入後もこうした疾病は治癒してはいないことが多く、腎臓内科医の指導の元で内科的治療や生活習慣の改善を継続して行うのが望ましいとされています。
当院では協力病院と連携をとりながら専門医としての知識を生かし、こういった治療を継続することで健康寿命を伸ばし、より豊かな人生を送れるように取り組んで参ります。